こんにちは。小春日和ですね!
奈良は最高に気持ちの良いお天気です。
昨日、チャームケアコーポレーション様主催のアートギャラリーホームという公募の表彰式があり、zoomで参加させて頂きました。
アートギャラリーホームは、介護施設に若い世代のアート作品を展示することで、入居者さんに安らぎを与え、また生きる活力にしてもらおうという趣旨の公募です。社会貢献の意味も含め、若い世代を対象に応募者を募り、作品を収蔵して下さっています。
私自身、祖父が96歳で施設に入所しているので、非常に素晴らしい取り組みだと思っています。
今回授賞式に参加するにあたり、若い世代を対象とされている公募なので、同世代や私よりも下の世代の方がどのような作品を描かれているのかお話を聞いてみたくて、楽しみに参加しました。精力的な活動や制作への想いを聞いて、一層頑張りたいなと良い活力になりました。
窓の外の風景をテーマに作品を描かれている作家さんが「絵がおじいさんおばあさんの窓のなれれば嬉しい」とおっしゃっていて、絵がホームに飾られている情景が浮かんで、本当に温かい気持ちになりました。
また、特に印象に残っているのは、選考メンバーとして参加されていた町田久美先生のお話です。
「なかなか絵を続けて行くことは大変かも知れないけど、長く続けていくとこうやって手を差し伸べてくれる方々が出てくる。想いはきっと伝わります。ですから続けて行ってくださいね。」というお話でした。
家庭を持ってから、続けることの難しさに悩むことが多かったですが、少しずつ細い糸でも切らさずに続けてきたことには、きっと意味があったんだと思い、こうして新たに知る作家さんの作品を拝見できたり、町田先生のお話を聞く機会を得られたのも、そのおかげだと思えました。
絵を描くことは、自分を知ることでもあり、人生の指針になるものです。いま何に感動し、何を感じ取っているのか。絵を描くことで自分自身と対話しています。
これからも細く長く、歩んで行けたらと思います。
いつも応援してくれる家族には頭が上がりません。
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