狭霧

こんにちは！

今週も一週間お疲れ様でした。

本日の奈良は雨ですが、土日は晴れたらいいですね^ ^

今日みたいにシトシト雨が続くと、綺麗な霧が出ますよね。霧は私のよく描くモチーフのひとつです。奈良盆地はぐるりが山なので、霧が立ち込めるととても美しい景色を見ることができます。

天気が良い日のスカッとした緑や黄色の山々もいいですが、霧が出ている日のグレーや深緑の山々は心を穏やかにしてくれます。

霧の作品には「狭霧」というタイトルをよく付けています。

読み方はサギリで、霧の意味なのですが、狭という字があることで山と山の間に立ち込めているイメージが湧いて、気に入って使っています。

この言葉は古事記の頃からすでに使われている単語のようです。

悠久の昔、山から立ち込める霧を見て狭霧と呼んだのでしょうか。そんな想像をすると、時代は変わっても、自然の美しさは変わっていないのかもしれないなと思います。

最近は久しぶりに人物を描いています。

ずっと描きたかった幸せを運んでくる絵です。

また次、書きますね！

良い週末をお過ごし下さい^ ^